顔が大きく見える2大原因たるみ・むくみを解消しよう
顔のむくみの原因
人間の身体は約60%が水分でできています。この水分のうち3分の2は細胞内液といわれるものです。残り3分の1は細胞外液となっています。細胞内液は細部の中に含まれる水分で、細胞外液は細胞と細胞の間、つまりは細部の外を満たしている水分のことです。
この細胞駅は細胞に栄養を送ったり、体内の老廃物を排出したり、体内の水分量のバランスをとる役割をもっています。しかし、このバランスがくずれてしまうと細胞と細胞の間に水分がたまってしまい、むくみが引き起こされます。顔のむくみの原因で多いものは。塩分の摂りすぎや肩こりなどの血行不良です。塩分を摂りすぎると、体内の塩分濃度を薄めるために水分を多く必要とします。
その結果、水分が排出されずに身体の中の水分量が多くなってしまうのです。肩こりなどの血行不良は、顔の血液のめぐりまで悪くしてしまいます。また、意外なのが枕の高さです。枕が低く、心臓より低い位置になっていると、有力の影響を受けてむくみやすいと言われています。
重力の影響で血液や水分が顔に集まってしまうからですね。しかし、枕の高さは高ければ良いというものではありません。首のカーブに合うもの、寝返りを邪魔しない高さのものを使いましょう。
むくみの解消法
まず、むくみを起こさないように予防するには、普段の食生活で気をつけることがあります。塩分は控え、お酒を飲みすぎない、お酒を飲むときには水分を一緒にとることです。それと同時に、毎日の習慣として取り入れていただきたいのがリンパマッサージです。
まずは、手と顔を清潔な状態にしておきます。洗顔後や入浴後がおすすめです。できれば、手は温めておきましょう。まず、左右それぞれの耳を手で持ちます。そこからゆっくりと耳を引っ張ります。行きを吐きながら5秒間キープしましょう。そのあと、耳を前後にそれぞれ5回ずつ回します。
これだけでも、ぽかぽかする感じがする人もいるかもしれません。次に、鎖骨を指ではさんで、外側から内側に向かってさすっていきます。
その次に、あご・口の上からそれぞれ耳の前のくぼみに向かってさすり上げます。頬・目の下からこめかみに向かっても同様にそれぞれさすりましょう。各5回ずつやさしい圧で行うようにしてくださいね。
顔のたるみの原因
顔のたるみの原因は、加齢によるお肌の弾力の低下、顔の筋力低下、代謝の低下があります。お肌のハリをつくっている、コラーゲンやエラスチンは年齢とともに少しずつ減少していきます。
そのことよって、お肌の弾力が失われてしまいます。また、代謝機能が低下すると徐々に皮下脂肪が増えていき、重力の影響を受けやすくなることでたるみの原因になってしまいます。顔の筋肉によって、皮膚や皮下脂肪は重力に抗しているのですが、筋力が低下してしまうと支えきれなくなり、たるみの原因になってしまいます。
たるみの解消法
コラーゲンやエラスチンの生成をサポートする成分である、ビタミンCを多くとるようにしましょう。食事からはもちろん、サプリメントの活用も手軽なのでおすすめです。代謝をサポートするのはビタミンEです。
ほうれん草やブロッコリーなどに含まれています。筋力低下には表情筋エクササイズが有効です。アー・イー・ウー・エー・オーと口を大きく動かしましょう。
次に舌を鼻の方へ突き出します。あごの方へも同じように舌を突き出しましょう。こうすることで、普段使われにくい筋肉をしっかりと動かすことができます。また、鏡を見ながら口角を引き上げて笑顔を作るなども良いですよ。
下を向いてスマホを見る時間が長い人は、顔の高さで画面を見るようにすることも大切です。1日で劇的に改善されるようなことはありませんが、日々の積み重ねで小顔を目指しましょう。